
生徒さんから頂く質問の中でけっこー上位に来るんではないか??という割合の質問が、「サーバーってどこが一番いいですか??」「ドメインってどうすればいいんですか??」です。正直に結論から言うとケースバイケースです。たとえば個人サイトと企業サイトでガラッと状況が変わりますし一概にこれがBEST!!とはなかなか言えないです。
まずはドメインの説明からしていこうと思います。
ドメインについて
wikipediaによると
ドメイン名 は、コンピュータネットワークにおいて個々のコンピュータを識別する名称の一部。ICANNによる一元管理となっており、世界中で絶対に重複しないようになっている。通常、IPアドレスとセットでコンピュータネットワーク上に登録される。多くの場合、ドメイン名はその下位に1つまたは複数のホスト名を連ね、またドメイン名それ自身もホスト名である。Domain Name Systemにより、ドメイン名を含むホスト名とIPアドレスとの変換が実行されている。
と説明されてます。要するに世界で2つと同じドメイン名を持ったサイトは存在しないちゅーことになります。そしてサーバーと契約した段階でこのドメインは取得できます。要するにhttp付きのurlそれがドメインです。そして皆さんの言うドメインはこのurlに自分で好きな名前を付ける独自ドメインについてだと思います。
じゃあ何故独自ドメインを取得しているサイトが多いか??ってところに着目してみようと思います。
独自ドメインのメリット
1.WEBサイトの信用度がアップする
これが最大と言っても過言ではないです。ちなみにこの信用度は「人」だけではなく「検索エンジン」にも当てはまります。要するにSEO的に見てもユーザーから見ても独自ドメインを取得しているサイトは信頼性が高いという事です。
2.サーバーを変えても元のままのドメインでアクセス出来る
そのままですね、はい。サーバーを引越すと独自ドメイン取っていない場合はurlが変わっちゃいます。
以上の点からも独自ドメインは取得した方が良いというのは伝わるかな??と思います。
ドメインの種類
「独自ドメインが重要な事は分かった!!じゃあ、一番信頼できそうだし良く聞く.co.jpを取得しよう!!」
ってなってる方は落ち着いてください。実は何個かのドメインに関しては取得するのに条件を満たしてないといけないドメインがあります。
1.取得条件付きドメイン「.co.jp」
日本国内で登記を行っている会社が登録できます。
例)株式会社、有限会社、合同会社、合名会社、合資会社、相互会社、信用金庫、信用組合、外国会社など。
2.取得条件付きドメイン「.or.jp」
法人組織が登録できます。
例)財団法人、社団法人、医療法人、監査法人、宗教法人、特殊法人、特定非営利活動法人、一般社団法人、一般財団法人など。
3.取得条件付きドメイン「.ac.jp」
18歳以上を対象とした高等教育機関、学術研究機関などが登録できます。
例)大学、大学校、高等専門学校、学校法人、職業訓練校、職業訓練法人大学共同利用機関などの学術研究機関など。
4.取得条件付きドメイン「.ed.jp」
初等中等教育機関および18歳未満を対象とした教育機関が登録できます。
例)保育所、幼稚園、小学校、中学校、中等教育学校、高等学校、盲学校、聾学校、養護学校、専修学校など。
5.取得条件付きドメイン「.go.jp」
日本の政府機関や各省庁所管の研究所、特殊法人、独立行政法人が登録できます。
これ以外にもあるかもしれませんが、「えーじゃあ何が良いのよ??」ってなると思います。あくまでネットで囁かれている噂なので一概には言えないですが、「.com」「.jp」などが安心できそうです。その逆に「.info」は安く取得できる分信頼性が低いそうです。
独自ドメインの取得方法
基本的にはドメイン取得代行業者に依頼する形になります。正直ドメインに関してはセール期間とか以外では値段はどこも大差がありません。なのでとりあえずメジャーな業者さんをご紹介しておきます。
お名前.com
おそらくドメイン取得代行業者として一番知名度があるんじゃなかろうかと思います。安心して取得できますね。取得する際は下のバナーをクリックしてサイトに行ってください。
サーバーについて
wikipediaによると
Webサーバは、HTTPに則り、クライアントソフトウェアのウェブブラウザに対して、HTMLやオブジェクト(画像など)の表示を提供するサービスプログラム及び、そのサービスが動作するサーバコンピュータを指す。 広義には、クライアントソフトウェアとHTTPによる通信を行うプログラム及びコンピュータ。
と説明されています。要するにHTMLなどのデータを世界中どこにいてもアクセス出来るように保管しておくコンピューターって事です。独自ドメインと違いwebページを公開するにはこのサーバーは無いとダメなものになります。自分でサーバーを構築することも可能ですが、メチャメチャ大変だし時間と労力を使うので一般的にはレンタルサーバーを借りるのが普通です。
「えぇえぇ、ですからどこのサーバーが良いんだってばよ??」
と思われてることでしょう。残念ながらドメインと同じようにサーバーもケースバイケースです。自分が作ろうと思っているサイトを理解していないと、あとから痛い目を観る可能性もありますんでお気を付けください。
サーバー会社ごとの違い
もちろん資本主義社会なので各サーバー会社ごとにサービスの内容、料金体系が異なります。気をつけなければいけないのは、自分の作ったサイトで使っている言語が使用できるかどうかです。HTML・CSS・javaScriptは気にしなくていいです。PHPやPerlなどを使用する場合です。だいたいどこのサーバー会社も一番安いプランはPHP・CGI・DBが使えない所が多いです。なのでワードプレスEC-CUBEとかのサイトの場合は注意が必要です。
では最後に何個かメジャーなサーバー会社を紹介して今回の記事は終了にします。
WADAX
企業サイトをUPするならここがいいかもです。安定性・容量申し分なしな上「電話対応」があるのが僕の知っている他のサーバーとの大きな違いです。ただ・・・、ちょーっとお値段がはります。
ミニバード
僕も使っているサーバーになります。値段・容量と申し分ないですがネットの評価では、安定性がないワードプレスが動かないとか言われてます。(※正直僕はそんなの感じたことないです。)ちなみにミニバードを運営している会社がネットオウルという企業なんですが、ウェブクロウというサーバーサービスも行っており、そちらはなんと無料で広告なしのサーバースペースを使わせて頂けるうえになんとPHPとMySQLも使えるという太っ腹っぷりです。(※PHPを使うコースの場合広告有)。
ロリポップ
一番金額的には安いサーバーになります。ただ、その一番安いプランだとPHP・データベースが使えない要するにワードプレスなどは使えない事になりますんでHTMLだけのwebサイトであれば問題ないのですがそれならミニバードの姉妹サーバーのwebクロウの方がお勧めです。
なんにせよ、適宜自分の作ってるサイトに合わせて独自ドメイン、サーバーレンタルされるようにしてください。